想いを同じくする協力パートナーとの強い連携

より信頼し合える関係性を築き、良い仕事に反映させたい

協力パートナーがいてこそ成り立つ仕事

河嶋工芸の直営部隊として作業に関わるのは、やはり装飾・仕上げの部類。当然、木工に準じた製作や、その取り付けが多いです。クロス貼りや床、塗装、看板、左官、建設ボード、電気、設備などなど。これらは今までに付き合いを深めてきた、信頼できる協力パートナーが多く存在しています。

問屋さんや下請け業者さんにとって、立場的には購入したり発注する側の私たちは「お客様」ということになります。ですが、その方々が存在してくれなければ、河嶋工芸の仕事は成り立ちません。

ですから、若い社員には河嶋工芸の基本的な考えとして「元請けの立場を利用した言動をしてはいけない」ことを繰り返し伝えています。問屋さんや業者さんたちが気遣ってくれるのは、あくまで河嶋工芸の人間だからであって、個人に対してではありません。当たり前のことですが、こちらこそという謙虚な姿勢で、丁寧に礼儀正しく接するよう指導しています。

高い技術力を持つ業者さんの重要性

大切な協力パートナーである問屋さんや業者さんは、違う組織というより、同じチームという認識です。チームですから、河嶋工芸が取り仕切る仕事を通し、きちんと利益を得ていただきたい。そのためにも、こちらから押しつけの無理な金額でお願いすることはありません。予算がない案件で「すみませんがこの金額で……」とお願いすることはありますが。

取引業者さんを金額中心で選定することはありません。あくまで高い技術力を持ち、人間的にも信頼できる業者さんでなければ、良い仕事に結び付きませんから。おかげで「河嶋工芸さんの仕事は早い」と言っていただけることが多いです。

スキルの高い職人さんと綿密なコミュニケーションをはかる

お世話になる職人さんですが、各人によって、やはりその力量は様々です。例えばクロスの貼り方一つをとっても、職人さんによってスキルの差が表れます。ありがたいことに、多くの現場でご一緒させてもらっている職人さんは、非常に能力の高い方たちばかりです。

初めて同じ現場で働いた職人さんがいる際、永続的なお付き合いができる方かどうかを、私たちは見極めさせてもらいます。「また一緒にこの職人さんと仕事がしたい」。そう感じた時、私たちは積極的に一層のコミュニケーションをはかり、連携を強めます。職人さんのスキルが高いからこそ期待値の表れとして、細かな要望も出すのです。

職人さんに望まれる存在でありたい

私たちが職人さんの技量や人間性を見極めるのとは反対に、職人さんたちから「また河嶋工芸が取り仕切る現場に入りたい」と思われるようにすることも、常に目指して行動しています。

そこで重要になるのが「義理」の部分。培ってきた「信頼関係」と置き換えていいでしょう。お互い相手が困っていると感じたら、手を貸し合うのが私たちの商売のやり方です。忙しい状況下で、どれだけ信頼できる業者さん・職人さんに協力を得られるかが、工事屋としての強みになるのだと河嶋工芸は考えます。

株式会社 河嶋工芸

TEL.029-247-4474

〒310-0845
茨城県水戸市吉沢町739番地2号